映像がどうも途中で切れてしまうようで、
続きは文章にすることにしました。
毎日、『近松心中物語』キャスト全員元気に公演しております。
出番は多くないと言えどもとてつもなくエネルギーを使うので、終演後はかなりお腹が減ります。
『心中』というテーマは、語るにはあまりにも慎重に言葉を選ばなければいけません。
これまで、自害について自分自身の考えや共感するかしないか、制作発表や取材等で度々ご質問頂く事があるのですが、現代の日本に生きる私には全く無い考えの為に上手く答える事が出来ないため、上がった記事を読む度に(上手く伝えられなかったな)と反省するのです。
そして、逆にどんな答えを求めて記者の方達がこの質問をするのか聞いてみたいと思ってしまいます、あくまで個人的な興味として。
皆様だったら、役としてではなく個人的にどう考えるか、自分だったらどうするかと問われたら、どんな風に答えるでしょうか?
ただ、この『近松心中物語』に描かれる梅川忠兵衛の心中は、梅川の人生で1番『生』に満ち溢れる瞬間です。
舞台上で梅川として生きる間は、その行為が自分にとってこれ以上の選択は無いと信じて生き抜いています。
だからか、本当に疲れるのです。
終演してフッと我に還るまで体にもかなり力が入っています。
一瞬、早くこの日々から解放されたいと思う時もあります。
私にとっていわゆる心中ものは『ルドルフ ザ・ラストキス』以来2度目になりますが、死生観についてこれほど深く考えた2ヶ月は無いかもしれません。
少しでも心と体がリラックスできるよう、いつも以上にプライベートでは役と切り離して生活できるよう心がけています。
KPOP聞いたり大好きミスターチーズケーキたべたり
アロマを炊いたり。
コロナにも負けず何とか元気に最後までやれそうです💪
台風が近づいていたり、急激に寒くなったり暑くなったり。
皆様もどうぞご自愛ください。