稽古場日誌、いつのまにか終わってましたね。
そして、いつのまにか初日が開きました。
あまりにも毎日が慌ただしくスピーディーに進み、四六時中緊張と不安に包まれていたので、初日の事ももはやよく覚えてないです。
あれは夢〜♪的な感じです。
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ルーシーを演じるにあたって19世紀ロンドンの様々な資料を読み、台本に書かれている数少ないト書きと台詞から彼女の波乱万丈人生を描いてみました。
物語を作っているようで、役作りの作業がこんなにも楽しかったのは初めてです。
切り裂きジャックが娼婦を惨殺したという歴史的連続狂気殺人事件の19世紀末のロンドンは、全盛期には16人に1人が娼婦だったそうです。
しかも12歳前後の少女なんて当たり前で、ほとんどの少女が性病などで大人になるまで生きられなかったとか。
娼婦にも貴族相手の高級娼婦、最下層相手の娼館(どん底はこちら)、マニアック向けの娼館などなど、とにかく当時の男性は階級関係なく性に奔放だったそうなのであちこちに娼館があったそう。
演出の山田さんの考える今回のルーシーは、私が想像していた以上に若い年齢で驚いたのですが(さすがに12才とかじゃないですよ
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