坪倉優介さんが自身の体験を綴ったノンフィクション「記憶喪失になったぼくが見た世界」(朝日新聞出版)をベースに最高のクリエイターと俳優陣が集結しミュージカル化。
新たなオリジナルミュージカルが2022年9月新国立劇場小劇場にて上演されます。
【公式サイト】
https://horipro-stage.jp/stage/color2022/
【上演時期】2022年9月 ※地方公演あり
東京公演会場 新国立劇場 小劇場
※FCでのチケットのお取扱は、決まり次第ご案内させて頂きます。
【キャスト】 (五十音順)
浦井健治 成河 濱田めぐみ 柚希礼音
【あらすじ】
「めのまえにあるものは、はじめてみるものばかり。
これからなにがはじまるのだろう。」
雨が降る日の夕方。帰宅途中に乗っていたスクーターが、トラックに衝突。救急車で搬送されるが、そのまま意識不明の重体に。集中治療室に入って10日後、奇跡的に目覚める。しかし、両親のこと、友人のこと、自分自身のこと、そして、食べる、眠るなどの感覚さえも、何もかもすべて、忘れていた。
目の前に出されたお米は、「きらきら光る、つぶつぶ」としか思えなかった“ぼく”には、世界はどのように見えたのか・・・。目の前に立つ「オカアサン」という女性のことを、心から本当の「お母さん」と呼べるようになったのか・・・。
“母”の大きな愛。
日常にたくさん転がっているキラキラひかる幸せ。
“ぼく”が歩み始める新しい世界はどんな世界なのか・・・
【コメント】
■濱田めぐみ - 母
自分の意識しか認識出来なくなり全てがリセットされたならば。。
生きている事は奇跡の連続なのだろう。
好きだと思う感情、綺麗だと感じる心、ありがとうと言う感謝の気持ち。全て兼ね備えて生まれて来ても、対象となる物は先に生きて来た人達の価値観によってもたらされる。
その価値観と認識と記憶がリセットされてしまったら、、。記憶喪失になった本人とそれを取り巻く人々のお話。全てをリセットさせられた主人公の宇宙。COLORはとてつも無く難しく万華鏡の様な世界だと思う。しかしこの舞台を上演する意味は重要で最高に大切な事なんだと感じる。原作者の方とお母様そして関係者の方々にとっても大切な舞台になる様に、そして観て下さる方々の心の勇気と愛になる様に精一杯演じます。